戦後博物館論の構造

少し前に『ひらけ、博物館』の短い書評を提出。3月中旬ころには活字になる予定。そして次は、年越しで『博物館学入門』。この書の前編、鶴田総一郎「博物館学総論」については多くが語られてきたが、今回は後編の「…

博物館情報論とやら

きょうの講義終盤に想い到ったこと。情報化社会における、〈知識=資料論〉、〈情報=経営論〉。制度に阿た範疇だが、たぶんそうであろう。

昭和47年10月15日 第1刷発行

このとき、いまに喧しき問題のほとんど提出されていた。34年間は無駄だったような気さえする。著者の平易な語り口の背後に、その理論を正当かつ今日的に読みかえすことが私(たち)に問われている、と思う。 博物…