菜虫化蝶

過日、太田岳人「イタリア・ファシズム政権期の「新しい人間/男性」の表現」に接し質した際、例示されたなかにカンディンスキー。一気にとぶが、1987年、東京と京都の近美で開催された「カンディンスキー展」はよかった。追っかけたわけだが、展示における芸術(または歴史)と理論の綜合、というテーマに気づかせてくれた。カンディンスキーゆえに可能となった、とも言える。さらにとんで、カンディンスキーはこどもの頃オデッサに居たという。オデッサといえば「オデッサの階段」ではないか。「戦艦ポチョムキン」の該シーンを幾度観たことだろう。DVDも出ているらしい。こんど買いませう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です