ウクライナ、キエフ、イギリス、大英博物館の不思議

Last year, a package containing illegally exported Medieval Ukrainian jewellery was intercepted in the UK. Although it is unclear where they came from, the collection will now be exhibited @britishmuseum until it is safe to return them to Kyiv

(機械翻訳)
昨年、不法に輸出された中世ウクライナのジュエリーが入った小包が英国で押収されました。 どこから来たのかは不明ですが、このコレクションは、キエフに安全に送り返されるまでの間、ブリティッシュ・ミュージアムで展示される予定です。


不思議な記事である。

顕在的な固有名詞は、ウクライナ、英国、キエフ、ブリティッシュミュージアム。国は、ウクライナとイギリス。これをロシアの「犯罪」につなげてゆくのであろうか。

そして大英博物館は、ウクライナの不幸(ジュエリーが国外流失したこと、戦闘状態であること)を肴に、ジュエリーを展示して集客、プロパガンダに加担するのか。「どこから来たのかは不明」なものを展示するのか、大英博物館が。

「どこから来たのかは」わかっているのであろう。それがロシアの所業なら、このように穏当な記事になるはずがない。

それと「キエフに安全に送り返される」とは、端的にただいまの戦闘状態におけるロシア敗北の含意があるであろうから、「送り返される」ことはしばらくない、と読んでおこう。

大英帝国の帝国主義と植民地主義の滲み出る記事タイトル、リードであった。博物館そのものが帝国主義、植民地主義の外延なのである。

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