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米国に本拠を置くスミソニアン博物館ネットワークは、そのコレクションの多くが非倫理的な手段で入手されたものであることを公式に認めた。火曜日、美術館は「収集における倫理規範と最良の実践は、特に個人とコミュニティからの文化遺産の収集に関して変化した」と述べ、多くの作品が本質的に略奪によって得られたものであることを認めている。
スミソニアン・ネットワークは現在、遺物を元の所有者に返すか、共有することを視野に入れた「倫理的返品政策」を適用している。また、略奪やそれに類する行為は「私たちの今後の交流や収集に一切関わってはならない」と主張している。スミソニアンに “略奪部門 “があると思っている人がいるかもしれないので念のため。
博物館は略奪のテンプルでありかつフォーラムである。その歴史と構造を隠蔽して、現代の博物館が成り立っている、という言わずもがなの話。