Proletarian Archaeology

英語にすると変だが、「プロレタリア考古」をはじめとする考闘委関係文献の復刻話が持ち上がっている。私にとってそれらは、考古学そのものであり、全き夏の季語であり、秘儀だった。依頼された事務手伝いは了としたものの、素で出すわけにもいかないはず。さて、どうするのだろう。実務派と革命派の狭間で引き裂かれる感、稍あり。と言うか、革命出来ずに一生事務屋で終わりそうな予感さえするのである。きょうはお盆。

1件のコメント

  1. 考古学そのものであり、全き夏の季語であり、秘儀だった。

     考古学の朱夏というべき熱き時期。秘儀とされてきたため空白となった零度の事象。
     どれだけ零度かといえば、私を含めその後の者たちには、その〝熱〟が生起した背景への意識さえ、完璧とはいえないくらいにである。
     私の論文指導教官だったひとは、臆面もなしに「学史は歳をとってからやるものだ」と口外する始末です。あるいは、零度どころかマイナスがつくのかもしれません。

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