橋本裕之「面模ノ下ニテ鼻ヲシカムル事─声を伴う王の舞」『國文学─解説と教材の研究─』第50巻第7号、學燈社、2005年7月、35-49頁、橋本裕之「神を降ろす方法─続・声を伴う王の舞」『國文学─解説と教材の研究─』第51巻第2号、學燈社、2006年2月、130-147頁を読む。就中、「円陣において発せられる王の舞の声も神を降ろす効果的な方法として機能しながらも、いわば無意味な声を意味化する欲望によってこそ、文芸的な地平に押し出されていったということができるのである」(下線は引用者による)。
musings in fragments: (「欲望」は扠置き─)もの化、想像力を過去に向かって解放する、(とどのつまり)暴力…。