ミューズランド、とか。

20年ぶりぐらいに再読する。余白のメモ書きを参照して20年前の印象を再現するも、印象がまったく違うのである。その理由を探ってゆけば、博物館の状況論は言うにおよばず、原論にも接近可能に思える。これののちに、藤山一雄を知ったことも大きい。次なる再読は、『都市のミューズランド』。
とは言っても、「ミューズランド」という造語はダサイ。「アミュージアム」とか言った展示業者も居た。これもクサイ。大衆に媚びた感じが今でも好きになれぬ。そのくせ大衆を制御しようとする魂胆ありありなのだから。

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