承前*博物館疲労

野村東太氏のテクストへのアクセスは多分容易で、湯浅隆氏のそれはどうであろうかと思っていたところ、きょう意外と簡単に見つかった。論文、研究ノートにはならないが、博物館研究のモダンとポストモダンぐらいのブ…

博物館の名前

たぶんSNSの広告で、富山県美術館という名前を見た。「あったっけ?」と調べると、富山県立近代美術館の後身とのこと。2017年に開館している。「ああ、富山県立近代美術館問題を切断したな」と思った。当事者…

大阪市をこそ。

博物館の歴史から見ると大阪市。たとえば四ツ橋にあった電気科学館は日本で最初のプラネタリウム(天象儀)を持ち、しかもカールツァイスだった。戦前のこと。同館のことは、犬塚康博「博物館史から見る橋下府政の博…

博物館の歴史と構造

米国の博物館の教育活動に関する日本語論文(1984年調査、1986年刊)を再読する。ただいまの疫病禍における、同国博物館の教育活動に関する英語報文が伝えるところとの差異を確かめるためにである。構造は変…