「新作狂言実作方法論」

3月26日、和泉流狂言師・小笠原匡氏による標題の講義を聴く。「古典」「新作」「再演」「面白さ」「しかじか」「洗練」・・・私には当初きれぎれだったことばが、次第にその位置を定めキイワードとなってゆく展開のさまが絵画的に心地よかった。ところで、NHK金曜時代劇「出雲の阿国」の芸能指導が小笠原氏だったことをこの日に知る。それは、ストーリーがということではなくキャストがということでもなく、色と動作の総合が鮮やかに輝く好印象の作品だった。かくして、ふたつの快感の共通に至ったような気がしたわけだが、穿ちすぎであろうか。

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